この度、東京藝術大学版画研究室では、須賀川商工会議所青年部との共同事業で、江戸時代の御用絵師にして銅版画のパイオ ニアの1人である“亜欧堂田善”を巡る「DENZENフォーラム」を開催します。田善は遠近法、陰影法などの西洋画法を巧みに駆使し、江戸の風俗を捉えた 独自の風景銅版画を完成させました。日本発の銅版画による解剖図や、世界地図など数多くの作品を残し、昨年には重要文化財に追加指定されました。
「DENZENフォーラム」では、講演、パネルディスカッションを通し田善作品を再考することにより、現代における新しい評価を考えます。また、かねてよ り田善関連事業を推進してきた福島県須賀川市から発信する「銅版画の町すかがわ」に向けた、復興のための地域創造を図ります。
日時 | 2013年12月14日(土)13:00~16:30(12:30開場) |
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会場 | 東京藝術大学美術学部中央棟第1講義室(聴講無料、事前予約不要) >> 来校案内 |
主催 | 須賀川商工会議所青年部、東京藝術大学 |
お問い合わせ | 東京藝術大学美術学部版画研究室 Tel.050-5525-2158 |
詳細 | 村田哲朗 氏(町田市国際版画美術館) 樋口一貴 氏(三井記念美術館学芸員) 金子信久 氏(府中市美術館学芸員) 中林忠良 氏(東京藝術大学名誉教授) 以上、4名の講師による講演、及びパネルディスカッションをおこないます。 (進行/三井田盛一郎東京芸術大学版画研究室准教授) |